災害リハビリテーション支援で誤っているのはどれか。
災害リハビリテーション支援で誤っているのはどれか。
- ⑴ 理学療法士は災害復興期から活動を開始する。支援は発災直後の急性期から始まります。復興期からと限定している点が誤りであり、これが正答です。
- ⑵ 被災者自身が廃用症候群を予防できるよう支援する。避難所で被災者自身が体を動かせるよう指導することは支援の柱です。記述として正しいため正答になりません。
- ⑶ 発災時に迅速な対応ができるように平時から対策する。平時からの体制づくりと訓練が迅速な対応の前提となります。正しい記述なので正答ではありません。
- ⑷ 災害規模によって数か月程度の長期的な支援が必要となる。生活再建には時間がかかり、規模により数か月以上の関与が必要です。正しい記述です。
- ⑸ 支援統括組織に日本災害リハビリテーション支援協会[Japan DisasterRehabilitation Assistance Team〈JRAT〉]がある。日本災害リハビリテーション支援協会は関係団体を束ねる統括組織です。記述は正しいため正答になりません。
解説
誤っているのは、理学療法士は災害復興期から活動を開始する、です。災害リハビリテーション支援は復興期を待って始めるものではなく、発災直後の急性期から避難所の生活環境の整備や生活不活発病の予防に関わります。そのために平時からの備えと訓練が求められます。被災者自身が体を動かして廃用症候群を防げるよう支援すること、災害の規模により数か月にわたる長期の関与が必要になること、日本災害リハビリテーション支援協会が統括組織であることは、いずれも正しい記述です。本問は誤りを選ぶ形式なので、正しい記述の選択肢は正答になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成