患者との面接時における開かれた質問はどれか。
患者との面接時における開かれた質問はどれか。
- ⑴ 「右膝は痛みますか」はいかいいえで答えが終わる閉ざされた質問です。症状の有無を短時間で確認する場面に向いています。
- ⑵ 「朝食を食べましたか」同じくはいかいいえで答えられる閉ざされた質問で、事実の確認にとどまります。
- ⑶ 「退院後は何をしますか」「何を」と尋ねているため患者が自由に答えを組み立てられ、退院後の生活像や希望を引き出せる開かれた質問です。
- ⑷ 「昨晩は熟睡できましたか」はいかいいえで完結する閉ざされた質問です。睡眠の様子を詳しく語らせるには不十分です。
- ⑸ 「椅子から立ち上がれますか」できるかどうかを問う閉ざされた質問です。動作の実際を知るには観察や開かれた質問が必要です。
解説
開かれた質問は「退院後は何をしますか」です。開かれた質問とは、はいやいいえ、あるいは一語では答えられない問いかけで、患者が自分の言葉で自由に語れるため、生活の背景や希望、心配していることを幅広く聞き取れます。他の四つはいずれも、はいかいいえで答えが終わる閉ざされた質問です。事実を短時間で確認するには有効ですが、それだけでは患者の思いを引き出せません。面接ではまず開かれた質問で語ってもらい、必要な事実を閉ざされた質問で補うという使い分けが基本になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成