運動軸が1 つの関節はどれか。 2 つ選べ。
運動軸が1 つの関節はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 顎関節開閉口だけでなく前後や側方への滑り運動も起こる複合関節であり、運動軸は1つではありません。
- ⑵ 距腿関節蝶番関節であり、背屈と底屈という1軸の運動のみを行います。内果と外果が横方向のずれを抑えています。
- ⑶ 椎間関節平面関節であり、前後・側方への滑りと回旋が組み合わさるため、運動軸は1つに限定されません。
- ⑷ 腕橈関節上腕骨小頭と橈骨頭からなる球関節で、屈伸に加えて回内外の回転も許すため多軸性です。
- ⑸ 下橈尺関節車軸関節であり、尺骨頭を軸に橈骨が回る回内・回外という1軸の運動だけが起こります。
解説
運動軸が1つなのは距腿関節と下橈尺関節です。距腿関節は蝶番関節で、内果と外果に挟まれた滑車状の関節面により背屈と底屈だけが起こります。下橈尺関節は車軸関節で、尺骨頭のまわりを橈骨が回るため回内と回外という1軸の運動に限られます。これに対して顎関節は開閉口に加えて前後や側方への滑りも起こる複合関節、腕橈関節は上腕骨小頭と橈骨頭による球関節で多軸性、椎間関節は平面関節で多方向の滑りを許すため、いずれも運動軸を1つとは言えません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成