関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に…
関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に基づく関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 頸部屈曲 80 度頸部屈曲の参考可動域は60度です。80度は基準の値を上回っています。
- ⑵ 胸腰部屈曲 45 度胸腰部屈曲の参考可動域は45度で、基準の値と一致します。伸展は30度と定められています。
- ⑶ 肩伸展 30 度肩関節伸展の参考可動域は50度です。30度は基準より小さい値になっています。
- ⑷ 股外転 25 度股関節外転の参考可動域は45度です。25度は基準の値と一致しません。
- ⑸ 足屈曲(底屈) 60 度足関節の底屈の参考可動域は45度です。60度は基準を上回る値です。
解説
正しい組合せは胸腰部屈曲の45度です。日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会の基準では、胸腰部の屈曲は45度、伸展は30度、回旋は左右それぞれ40度と定められています。他の選択肢はいずれも参考可動域が異なります。頸部の屈曲は60度、肩関節の伸展は50度、股関節の外転は45度、足関節の底屈は45度です。参考可動域は年齢や個人差を踏まえた目安ですが、記録の共通言語として数値を正確に覚えておく必要があります。基本軸と移動軸、測定肢位とあわせて確認しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成