ソクマル理学療法士

5 歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺である。背臥位で図のような姿勢を示す。…

5 歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺である。背臥位で図のような姿勢を示す。影響しているのはどれか。

解説

影響しているのは非対称性緊張性頸反射です。この反射は頭部を一方に回すと、顔が向いた側の上下肢が伸展し、後頭部側の上下肢が屈曲する姿勢をとるもので、生後4か月から6か月ころまでに消えるのが普通です。痙直型の脳性麻痺では中枢の抑制が働かないため残存し、背臥位で頭部の向きに応じた左右非対称の姿勢が固定して、寝返りや正中で手を合わせる動作、両手を使った遊びを妨げます。モロー反射は落下感覚で上肢を広げる反応、対称性緊張性頸反射は頭部の前後屈で上下肢の屈伸が変わる反応で、姿勢の左右差は説明できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成

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