自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉児にみられる特徴はどれか。
自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉児にみられる特徴はどれか。
- ⑴ 表情変化に乏しい。表情や身振りによる非言語的な表現が乏しく、視線が合いにくいことは社会的なやりとりの困難として典型的です。
- ⑵ 共感性が豊かである。他者の気持ちを推し量ることが難しいため、共感性が豊かという記述は特徴と逆になります。
- ⑶ 図鑑を見るより物語を好む。規則性や事実への関心が強く、物語より図鑑や時刻表を好む傾向があります。記述は逆です。
- ⑷ 想像力を必要とする遊びを好む。見立て遊びのような想像力を使う遊びは苦手なことが多く、同じ手順を繰り返す遊びを好みます。
- ⑸ 暗黙のルールの理解が良好である。明示されない暗黙のルールの理解は難しいことが特徴です。良好という記述は当てはまりません。
解説
みられる特徴は表情変化に乏しいことです。自閉スペクトラム症では、社会的なやりとりと対人関係の困難、および限定された興味や反復的な行動という2つの領域に特徴が現れます。前者として、視線が合いにくく表情や身振りによる非言語的な表現が乏しいこと、他者の気持ちを推し量ることや暗黙のルールの理解が難しいことが挙げられます。後者として、物の一部や規則性、事実の羅列に強い関心を示す傾向があり、図鑑や時刻表を好むことが多くなります。想像力を使う見立て遊びや共感を要する遊びは苦手なことが多いです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成