加齢で低下するのはどれか。
加齢で低下するのはどれか。
- ⑴ 骨塩量骨塩量は20歳代から30歳代で最大となり、その後は加齢とともに減少します。女性は閉経後に急速に低下します。
- ⑵ 肺残気量肺の弾性が失われて空気を吐き出しにくくなるため残気量は増加します。低下するという記述は逆です。
- ⑶ 自己抗体形成加齢により自己と非自己の識別が乱れ、自己抗体は作られやすくなります。増加する側の変化です。
- ⑷ 末梢血管抵抗動脈壁の硬化により末梢血管抵抗は上昇します。これが高齢者の収縮期血圧上昇の一因です。
- ⑸ 炎症性サイトカイン加齢では軽度の慢性炎症状態が続き、炎症性サイトカインは増加する傾向にあります。
解説
加齢で低下するのは骨塩量です。骨塩量は男女ともに20歳代から30歳代で最大となり、その後は加齢とともに減少し、女性では閉経後にエストロゲンの減少により急速に低下して骨粗鬆症の背景となります。他の選択肢はいずれも加齢で増加します。肺では弾性が失われて空気が吐き出しにくくなるため残気量が増え、免疫系では自己と非自己の識別が乱れて自己抗体が作られやすくなり、動脈壁の硬化により末梢血管抵抗が上がって収縮期血圧が高くなります。また軽度の炎症状態が続き炎症性サイトカインも増える傾向にあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成