酸素療法機器で正しいのはどれか。
酸素療法機器で正しいのはどれか。
- ⑴ 鼻カニュラは高流量系である。鼻カニュラは吸気の一部しか供給できない低流量系です。吸気流量によって実際の酸素濃度が変わります。
- ⑵ 高流量系機器は加湿不要である。高流量系は流量が多く粘膜が乾燥しやすいため加湿が必要です。加湿を省けるのは低流量で流量が少ない場合です。
- ⑶ 医療ガスの酸素ボンベは緑色である。日本の医療ガス容器で酸素ボンベは黒色です。緑色は二酸化炭素の容器に定められた色です。
- ⑷ ベンチュリマスクは低流量系である。ベンチュリマスクは空気を巻き込んで一定濃度の高流量ガスを供給する高流量系です。低流量系ではありません。
- ⑸ 在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。在宅酸素療法では空気から窒素を吸着して酸素を濃縮する酸素濃縮器を用い、外出時はボンベや液化酸素を併用します。
解説
正しいのは在宅酸素療法で酸素濃縮器を用いることです。在宅酸素療法では、室内の空気から窒素を吸着して酸素濃度を高める酸素濃縮器を据置型で使い、外出時には携帯用の酸素ボンベや液化酸素を併用します。酸素供給器具は、患者の吸気流量の一部しか供給できない低流量系と、吸気のすべてを機器側の流量でまかなえる高流量系に分けられ、鼻カニュラや単純酸素マスクは低流量系、ベンチュリマスクは高流量系に当たります。日本の医療ガス容器では酸素ボンベは黒色、二酸化炭素は緑色と定められています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成