Functional Reach Test で正しいのはどれか。
Functional Reach Test で正しいのはどれか。
- ⑴ 歩行速度の簡易予測に用いる。測定するのは動的なバランス能力で、歩行速度を予測する検査ではありません。歩行速度は10メートル歩行テストなどで測ります。
- ⑵ リーチ時に踵を浮かせてよい。足底は床につけたまま行い、踵が浮いた場合は測定をやり直します。踵を浮かせると支持基底面が変わってしまいます。
- ⑶ リーチ距離の水平成分を測定する。肩の高さの尺に沿って第3指先端が前方へ移動した水平距離を測ります。上下方向の変化は含めません。
- ⑷ 両上肢をそろえて前方にリーチさせる。片側の上肢を90度屈曲させて前方にリーチさせる方法が標準です。両上肢をそろえて行うのではありません。
- ⑸ SPPB〈Short Physical Performance Battery〉検査の一部である。短時間身体機能バッテリーはバランス、歩行速度、椅子からの立ち上がりの3項目で構成され、この検査は含まれません。
解説
正しいのはリーチ距離の水平成分を測定することです。ファンクショナルリーチテストは立位で上肢を前方に伸ばし、支持基底面を越えずに移動できる距離を測る動的バランスの検査で、転倒リスクの指標として用いられます。測定は肩の高さに設けた尺に沿って第3指先端の水平方向の移動距離を読み取り、上下方向の変化は含めません。方法としては片側の上肢を90度屈曲させて前方へリーチさせ、足底は床につけたままにします。踵が浮いたり足を踏み出したりした場合は測定をやり直す必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成