UPDRS〈Unified Parkinson’s Disease Rating…
UPDRS〈Unified Parkinson’s Disease Rating Scale〉Version 3.0 の運動能力検査の項目はどれか。
- ⑴ 嚥 下嚥下は日常生活動作を扱う第2部の項目です。聞き取りで困難の程度を評価するもので、診察による運動能力検査には含まれません。
- ⑵ 固 縮固縮は診察者が四肢や体幹を他動的に動かして抵抗を確かめる項目で、第3部の運動能力検査に含まれます。
- ⑶ 転 倒転倒は第2部の日常生活動作の項目です。診察室で観察するのではなく生活場面での頻度を聞き取ります。
- ⑷ 寝返り寝返りは第2部の日常生活動作の項目で、床上での動作の困難さを聞き取って評価します。
- ⑸ 歩行中のすくみ歩行中のすくみも第2部の項目として扱われます。診察時に再現しないことも多く、生活場面の聞き取りで評価します。
解説
運動能力検査の項目は固縮です。パーキンソン病統一スケールは4つの部分から成り、第1部が精神機能と気分、第2部が日常生活動作、第3部が運動能力検査、第4部が治療の合併症です。第3部では診察者が実際に身体を動かして診るため、言語、顔の表情、固縮、指タップ、手の運動、下肢の敏捷性、椅子からの立ち上がり、姿勢、歩行、姿勢の安定性、身体の動作緩慢などを評価します。一方、嚥下、転倒、寝返り、歩行中のすくみは患者や家族からの聞き取りで評価する第2部の日常生活動作の項目に含まれます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成