基礎代謝量で正しいのはどれか。
基礎代謝量で正しいのはどれか。
- ⑴ 体温上昇に伴い低くなる。体温が上がると代謝は亢進します。1度の上昇でおよそ13パーセント増えるとされ、低くなるという記述は逆です。
- ⑵ 慢性炎症性疾患では高くなる。慢性炎症ではサイトカインにより代謝が亢進し、基礎代謝量は高くなります。栄養必要量が増える理由でもあります。
- ⑶ 除脂肪体重が少ないと高くなる。基礎代謝量は除脂肪体重に比例します。筋肉量が少なければ低くなるため、記述は逆です。
- ⑷ 思春期以降は加齢とともに高くなる。体重当たりの基礎代謝基準値は乳児期が最も高く、思春期以降は加齢とともに低下します。
- ⑸ 同一年齢では男性のほうが女性より低い。同一年齢では筋肉量の多い男性のほうが高くなります。女性より低いという記述は逆です。
解説
正しいのは慢性炎症性疾患では高くなることです。基礎代謝量は生命維持に必要な最小のエネルギー消費量で、炎症が続くとサイトカインの作用で代謝が亢進するため高くなります。体温が1度上がると基礎代謝量はおよそ13パーセント増えるとされ、発熱も基礎代謝量を上げる要因です。また基礎代謝量は筋肉などの除脂肪体重に強く相関するため、除脂肪体重が少ないと低くなります。年齢では乳児期に体重当たりの値が最も高く、思春期以降は加齢とともに低下します。同一年齢では筋肉量が多い男性のほうが女性より高くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成