スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。
スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。
- ⑴ 遠位指節間関節遠位指節間関節はスワンネック変形では屈曲します。過伸展するのはボタン穴変形の場合です。
- ⑵ 遠位橈尺関節遠位橈尺関節は前腕の回旋に関わる関節です。手指の変形であるスワンネック変形とは無関係です。
- ⑶ 近位指節間関節スワンネック変形は近位指節間関節の過伸展と遠位指節間関節の屈曲を特徴とし、名称の由来もこの形です。
- ⑷ 手根中手関節手根中手関節は母指の付け根などにある関節で、関節リウマチでは変形しますがスワンネック変形の定義には含まれません。
- ⑸ 中手指節間関節中手指節間関節は関節リウマチで屈曲や尺側偏位を生じますが、スワンネック変形で過伸展する部位ではありません。
解説
過伸展となるのは近位指節間関節です。スワンネック変形は近位指節間関節が過伸展し、遠位指節間関節が屈曲する変形で、白鳥の首のような形になることからこの名で呼ばれます。関節リウマチなどで内在筋が緊張し、指を伸ばす腱の中央の線維が優位に働いて近位指節間関節を反らせ、その結果末節は屈曲します。これに対しボタン穴変形は近位指節間関節が屈曲し遠位指節間関節が過伸展する、逆向きの変形です。遠位橈尺関節や手根中手関節、中手指節間関節はこの変形の定義に含まれないため、いずれも当てはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成