我が国の65 歳以上の高齢者における軽度認知障害〈MCI〉の有病率で適切なのはど…
我が国の65 歳以上の高齢者における軽度認知障害〈MCI〉の有病率で適切なのはどれか。
- ⑴ 5 %5パーセントでは過小です。令和4年度の推計では認知症だけでも約12パーセントとされており、それより低い値は整合しません。
- ⑵ 15 %令和4年度の全国調査の推計では約13パーセントとされ、選択肢のうち15パーセントが最も近い値になります。
- ⑶ 35 %35パーセントでは3人に1人以上となり、実際の推計値を大きく上回ります。
- ⑷ 55 %55パーセントでは過半数となり、認知症と軽度認知障害を合わせた割合よりもなお高すぎます。
- ⑸ 75 %75パーセントは高齢者のほとんどが該当することになり、実態とかけ離れています。
解説
適切なのは15パーセントです。令和4年度に行われた厚生労働省の研究班による全国調査の推計では、65歳以上の高齢者における軽度認知障害の有病率は約13パーセントとされ、選択肢のうちでは15パーセントが最も近い値になります。同じ調査で認知症の有病率は約12パーセントと推計されており、軽度認知障害は認知症と同程度かやや多い規模で存在すると理解しておくとよいでしょう。5パーセントでは過小、35パーセント以上では過大な見積もりとなります。有病率は調査年や判定基準によって変わるため、時点を確認して覚えることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成