ICF の分類で環境因子に含まれるのはどれか。
ICF の分類で環境因子に含まれるのはどれか。
- ⑴ 移 動移動は活動に分類されます。歩行や移乗といった生活行為そのものであり、周囲の環境を指すものではありません。
- ⑵ 疾 患疾患は生活機能の背景にある健康状態として扱われます。環境因子には含まれません。
- ⑶ 職 業職業は生活歴や年齢、性別などと同じく個人因子に分類されます。制度やサービスとは区分が異なります。
- ⑷ 制 度制度はサービス・制度・政策として環境因子の一つに位置づけられ、生活機能に影響する外的な条件を表します。
- ⑸ 既往歴既往歴は健康状態に関する情報です。国際生活機能分類の環境因子の枠組みには入りません。
解説
環境因子に含まれるのは制度です。国際生活機能分類では、生活機能を心身機能・身体構造、活動、参加の3つに分け、それらに影響する背景因子として環境因子と個人因子を置いています。環境因子はさらに、福祉用具などの生産品と用具、自然環境、家族や介護者による支援と関係、周囲の態度、そしてサービス・制度・政策の5つに分類され、制度はこの最後に該当します。移動は活動に、疾患と既往歴は健康状態に相当し、職業は年齢や性別などと同じく個人因子として扱われるため、いずれも環境因子ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成