ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
- ⑴ 医学的モデルに基づいた概念である。医学的モデルは障害を個人の疾病として捉える見方です。ノーマライゼーションは社会の側の障壁を変える考え方に立ちます。
- ⑵ 日本からはじまった社会理念である。1950年代のデンマークで提唱され、北欧から広がった理念です。日本発祥ではありません。
- ⑶ 障害者が自己決定権を有することである。本人の意思を尊重し、地域で普通の生活を営む権利を保障する理念であり、自己決定権の尊重がその中核にあります。
- ⑷ 福祉サービスを利用せずに生活することである。必要な支援を受けながら地域で暮らすことを認める理念です。サービスを使わないことを求めるものではありません。
- ⑸ 身体機能の改善によって生活を正常化させることである。身体機能を正常化することが目的ではありません。障害が残っても普通の生活ができる社会をつくるという考え方です。
解説
正しいのは障害者が自己決定権を有することです。ノーマライゼーションは、障害のある人が地域社会の中で他の人と同じ普通の生活と権利を保障されるべきだという理念で、1950年代のデンマークで知的障害児の親の会の運動を背景に提唱され、北欧から世界へ広がりました。この理念の中核には本人の意思の尊重、すなわち自己決定権があります。障害を個人の疾病として捉える医学的モデルではなく、社会の側を変えるという考え方に立ちます。また福祉サービスを使わないことや身体機能を正常に戻すことを求める理念でもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成