先天性心疾患の中で頻度が高いのはどれか。
先天性心疾患の中で頻度が高いのはどれか。
- ⑴ 三尖弁狭窄症単独で生じることはまれな疾患です。先天性心疾患のなかで頻度が高いとはいえません。
- ⑵ 動脈管開存症比較的よくみられる疾患ですが、頻度では心室中隔欠損症に及びません。
- ⑶ 肺動脈狭窄症先天性心疾患のなかでは比較的みられますが、最も多い疾患ではありません。
- ⑷ 心室中隔欠損症先天性心疾患のうち最も頻度が高く、全体のおよそ2割から3割を占めます。
- ⑸ 心房中隔欠損症よくみられる疾患で成人になって見つかることもありますが、頻度では心室中隔欠損症に及びません。
解説
正解は⑷です。心室中隔欠損症は先天性心疾患のうち最も頻度が高く、全体のおよそ2割から3割を占めます。小さな欠損では自然に閉じることもありますが、大きい場合は肺への血流が増えて心不全や肺高血圧を招きます。心房中隔欠損症と動脈管開存症もよくみられる疾患ですが頻度では及ばず、肺動脈狭窄症はそれに次ぎ、三尖弁狭窄症は単独ではまれな疾患ですので、頻度の順序を整理して覚えておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成