フレイルの高齢者の特徴で正しいのはどれか。
フレイルの高齢者の特徴で正しいのはどれか。
- ⑴ 筋量が増加する。フレイルでは筋量は減少します。増加するという記述は実際と逆になります。
- ⑵ TUG 時間が短くなる。歩行速度が遅くなりますので、立ち上がって歩いて戻る動作の所要時間はむしろ延長します。短くはなりません。
- ⑶ 長座位前屈距離が短くなる。長座位前屈で測るのは体幹と下肢の柔軟性です。フレイルを特徴づける指標としては挙げられていません。
- ⑷ 運動負荷時のBorg 指数が低値になる。同じ運動負荷でも自覚する強さは強くなりますので、指数は高い値を示します。低値になるという記述は逆です。
- ⑸ FBS〈Functional balance scale〉が低値になる。バランス能力が低下しますので、立位でのバランスを14の課題で評価するこの尺度の得点は低くなります。
解説
正解は⑸です。フレイルの高齢者はバランス能力が低下しますので、立位でのバランスを14の課題で評価するこの尺度の得点は低くなります。フレイルでは筋量と筋力が減って歩行速度も遅くなりますので、立ち上がって歩いて戻る動作の所要時間はむしろ延長しますし、同じ運動負荷でも自覚する強さは強くなります。長座位前屈で測るのは柔軟性であり、フレイルを特徴づける指標としては挙げられていません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成