近位尿細管における再吸収率が最も高いのはどれか。
近位尿細管における再吸収率が最も高いのはどれか。
- ⑴ 水近位尿細管でおよそ7割が再吸収されますが、100%ではありません。残りはヘンレのループ以降で調節されます。
- ⑵ グルコース血糖値が正常であれば近位尿細管でほぼ100%が再吸収され、尿中には現れません。再吸収率が最も高い物質です。
- ⑶ 水素イオン近位尿細管では再吸収ではなく尿中へ分泌されます。酸塩基平衡の調節に関わる動きです。
- ⑷ クレアチニンほとんど再吸収されずに尿へ排泄されますので、糸球体ろ過量の指標として用いられます。
- ⑸ ナトリウムイオン近位尿細管でおよそ7割が再吸収されますが、グルコースほど高い割合ではありません。
解説
正解は⑵です。グルコースは糸球体で自由にろ過されますが、血糖値が正常の範囲であれば近位尿細管でほぼ100%が再吸収され、尿中には現れません。水とナトリウムイオンも近位尿細管で多く再吸収されるものの、その割合はおよそ7割前後にとどまり、残りはヘンレのループ以降で調節されます。水素イオンは再吸収ではなく尿中へ分泌され、クレアチニンはほとんど再吸収されずに排泄されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成