歩行練習中に患者が転倒した場合、最も優先して行うのはどれか。
歩行練習中に患者が転倒した場合、最も優先して行うのはどれか。
- ⑴ 患者の安全確保転倒直後は二次的な受傷を防ぐことが最優先です。頭部を保護し、その場を離れずに安全な体位を確保してから、次の対応へ移ります。
- ⑵ 主治医への報告主治医への報告は必要ですが、患者の安全を確保し状態を確認した後に行います。報告を優先してその場を離れると危険が大きくなります。
- ⑶ 診療録への記載診療録への記載は事実を残すために欠かせませんが、一連の対応が終わってから行うものです。最も優先すべき行動ではありません。
- ⑷ スタッフへの応援要請応援要請は重要ですが、その前に患者の安全な体位を確保する必要があります。安全を確保しながら大声で応援を呼ぶ順序が現実的です。
- ⑸ バイタルサインの測定バイタルサインの測定は状態の把握に必要ですが、安全な体位を確保した後に行います。危険な体勢のまま測定を始めるべきではありません。
解説
正解は⑴です。歩行練習中に患者が転倒した場合、まず行うのは頭部を保護して安全な体位をとらせるなど、さらなる受傷を防ぐための安全確保です。周囲の危険を取り除いて安定した姿勢にしたうえで、応援を要請し、意識やバイタルサインを確認して主治医へ報告し、最後に診療録へ記載するという順で進めます。記録や報告を先に行うと、その間に状態が悪化する恐れがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成