予防接種法に基づく集団予防を目的とした定期接種に該当する疾患で正しいのはどれか。…
予防接種法に基づく集団予防を目的とした定期接種に該当する疾患で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ A 型肝炎A型肝炎ワクチンは任意接種で、流行地域へ渡航する方などが自費で受けます。定期接種の対象疾病には含まれていません。
- ⑵ B 型肝炎B型肝炎は集団予防を目的とするA類疾病の定期接種に位置づけられ、乳児期に3回の接種が行われます。母子感染だけでなく水平感染の予防も目的です。
- ⑶ 日本脳炎日本脳炎はA類疾病の定期接種に含まれ、幼児期から学童期にかけて接種します。蚊が媒介する重篤な脳炎を集団として予防することが目的です。
- ⑷ インフルエンザインフルエンザは高齢者などを対象とするB類疾病で、個人の発病や重症化の防止を主な目的としています。集団予防を目的とする区分ではありません。
- ⑸ 流行性耳下腺炎流行性耳下腺炎のワクチンは現在のところ任意接種です。集団生活で広がりやすい疾患ですが、定期接種の対象には含まれていません。
解説
正解は⑵と⑶です。予防接種法では、集団予防を主な目的とするA類疾病と、個人の発病や重症化の防止を目的とするB類疾病に分けて定期接種が定められています。B型肝炎と日本脳炎はA類疾病に含まれ、いずれも乳幼児期から接種が行われます。A型肝炎と流行性耳下腺炎は法に基づく定期接種ではなく任意接種であり、インフルエンザは高齢者などを対象とするB類疾病にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成