動的バランス能力評価検査はどれか。
動的バランス能力評価検査はどれか。
- ⑴ 10 m 歩行テスト10m歩行テストは決められた距離を歩く時間から歩行速度を求める検査です。移動能力の指標にはなりますが、安定性の限界を測る検査ではありません。
- ⑵ 6 分間歩行テスト6分間歩行テストは6分間に歩ける距離を測り、全身持久力や運動耐容能を評価します。呼吸循環系の指標であり、バランス能力を直接みる検査ではありません。
- ⑶ Trunk control testトランクコントロールテストは寝返りや座位保持など体幹の運動機能を判定する検査です。立位で重心を動かす能力を測るものではありません。
- ⑷ Functional reach test立位で上肢を前方へ伸ばした距離を測ることで、重心を自ら移動させながら姿勢を保てる範囲、すなわち動的バランスを評価できます。転倒予測の指標にも用いられます。
- ⑸ 片脚立位バランステスト片脚立位バランステストは支持面を狭くして姿勢を保てる時間を測る検査で、静的バランスの評価にあたります。重心を意図的に動かす課題ではありません。
解説
正解は⑷です。ファンクショナルリーチテストは、立位で上肢を前方へできるだけ伸ばして到達距離を測る検査で、自ら重心を動かして安定性の限界を探る能力、すなわち動的バランスを評価します。転倒の危険を予測する指標としても用いられます。他の選択肢は、歩行速度、全身持久力、体幹の運動機能、静的なバランスをみる検査であり、重心を意図的に動かす能力を直接とらえるものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成