ICF の環境因子はどれか。
ICF の環境因子はどれか。
- ⑴ 職業歴職業歴はその人がたどってきた経歴であり、本人に属する背景である個人因子に分類されます。仕事という社会的な事柄なので環境因子と取り違えやすい項目です。
- ⑵ 屋外の移動屋外の移動は本人が行う生活行為なので、活動に分類されます。屋外という言葉から環境を連想しやすいものの、評価の対象は行為そのものです。
- ⑶ 本人の性別本人の性別は年齢や性格などと同じく、その人固有の特性を表す個人因子です。外部から働きかける要素ではないため環境因子には含まれません。
- ⑷ 信仰する宗教信仰する宗教は本人の価値観や生活習慣を形づくる個人因子です。ただし周囲の人々の宗教に対する態度は、環境因子の態度に分類される点が区別されます。
- ⑸ 利用可能な保健サービス保健サービスは、その人を取り巻く社会の仕組みとして提供されるものであり、環境因子のサービスと制度と政策に分類されます。利用できるかどうかが生活機能に影響します。
解説
正解は⑸です。国際生活機能分類における環境因子は、その人を取り巻く物的、人的、社会的な外部の要素を指し、生産品と用具、自然環境と人間がもたらした環境変化、支援と関係、態度、サービスと制度と政策の五つに分類されます。利用可能な保健サービスは最後の分類に当たります。その人自身に属する背景である個人因子や、生活行為である活動との区別を押さえておくことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成