予防医学に関する組合せで正しいのはどれか。
予防医学に関する組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 一次予防 褥瘡対策褥瘡対策は、すでに疾病や障害をもつ方に合併症が起こるのを防ぐ取り組みとして行われるため、一次予防ではなく重症化や合併症の予防にあたる段階に位置づけられます。
- ⑵ 二次予防 人間ドック人間ドックは自覚症状のない段階で検査を行い、病気を早期に発見して早期に治療へつなげる取り組みです。早期発見と早期治療を目的とする二次予防に当たります。
- ⑶ 二次予防 ワクチン接種ワクチン接種は感染症にかかること自体を防ぐ取り組みなので、健康増進や特異的予防を含む一次予防に分類されます。二次予防との組合せは正しくありません。
- ⑷ 三次予防 肺がん検診肺がん検診は症状の出る前に病変を見つける取り組みであり、二次予防に分類されます。がんという重い疾患を扱う点から三次予防と取り違えやすい選択肢です。
- ⑸ 三次予防 透析患者の運動療法透析を受けている方への運動療法は、すでにある疾病の重症化を防ぎ、身体機能と生活の質を維持する取り組みです。機能回復と社会復帰を目指す三次予防に当たります。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では2・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑵と⑸です。人間ドックは症状の出ていない段階で病気を早期に発見する取り組みなので二次予防にあたり、透析を受けている方への運動療法は、すでに生じている疾病の重症化を防いで機能を維持する取り組みなので三次予防にあたります。この設問は1つを選ぶ形ですが、公表された正答値表には二つの選択肢が挙げられており、どちらを選んでも正解として扱われた問題です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成