ソクマル理学療法士

42 歳の男性。2 週前に感冒症状が出現。3 日前から両下肢のしびれと脱力を自覚…

42 歳の男性。2 週前に感冒症状が出現。3 日前から両下肢のしびれと脱力を自覚し、症状が進行したため精査入院。握力は両側5 kg 未満。MMT は上肢3 、下肢2 。四肢の深部腱反射は消失し病的反射は認めない。表在感覚は両側下腿以下で重度に低下し異常感覚を伴う。神経伝導検査で両側正中神経および両側腓骨神経の活動電位の振幅の著明な減少を認める。最も考えられるのはどれか。

解説

正解は⑸です。感冒症状の1〜2週後に、四肢の左右対称な弛緩性の筋力低下と感覚障害が急速に進行し、深部腱反射が消失して病的反射を認めない点は、ギラン・バレー症候群に典型的な経過です。神経伝導検査で複数の末梢神経の活動電位の振幅が著明に低下していることも、末梢神経が広く障害されていることを裏づけます。中枢神経の障害であれば、腱反射はむしろ亢進します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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