ソクマル理学療法士

その後、急性期病院で2 週間の保存的治療を受け、回復期リハビリテーション病院に転…

次の文により、 4 、 5 の問いに答えよ。51 歳の女性。突然の意識障害で急性期病院に搬入された。意識レベルはJCSⅢ-200。血圧182/102 mmHg。心拍数72/分。項部硬直は陽性。発症時の頭部CT(別冊No. 1)を別に示す。
その後、急性期病院で2 週間の保存的治療を受け、回復期リハビリテーション病院に転院した。転院後、徐々に自発性低下、行動異常および頻回な転倒を認めた。転院してから約2 週後の頭部CT(別冊No. 2)を別に示す。考えられる他の特徴的な症状はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。くも膜下出血の発症から数週後に、頻回の転倒として現れる歩行障害と、自発性低下や行動異常といった認知機能の低下が生じており、頭部CTでも脳室の拡大が示唆されることから、続発性の正常圧水頭症が考えられます。この病態の三徴は歩行障害、認知症、尿失禁であり、残る特徴的な症状として排尿障害が挙がります。髄液シャント術で改善が見込めるため、早期に気付くことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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