視覚器で誤っているのはどれか。
視覚器で誤っているのはどれか。
- ⑴ 虹彩と水晶体の間を前眼房という。虹彩と水晶体の間は後眼房であり、前眼房は角膜と虹彩の間です。記述が誤っていますので、誤っているものを選ぶこの設問では正答になります。
- ⑵ 眼房水は毛様体上皮から産生される。眼房水は毛様体上皮から産生されます。記述として正しいため、誤っているものを選ぶこの設問では正答になりません。
- ⑶ 眼房水は強膜静脈洞へ吸収される。眼房水は隅角から強膜静脈洞、いわゆるシュレム管へ吸収されます。正しい記述ですので正答にはなりません。
- ⑷ 毛様体筋が収縮すると毛様体小体は弛緩する。毛様体筋が収縮すると毛様体が水晶体に近づき、毛様体小帯は弛緩します。正しい記述ですので正答にはなりません。
- ⑸ 毛様体小体が弛緩すると水晶体は厚くなる。毛様体小帯が弛緩すると水晶体は自らの弾性で厚くなり、近くにピントが合います。正しい記述ですので正答にはなりません。
解説
正解は⑴です。この設問は誤っているものを選ぶ形ですので、記述の誤っている⑴が正答になります。前眼房は角膜と虹彩の間の空間であり、虹彩と水晶体の間は後眼房と呼びます。眼房水は後眼房にある毛様体上皮から産生され、瞳孔を通って前眼房へ流れ、隅角から強膜静脈洞へ吸収されます。この流れが滞ると眼圧が上がり緑内障を生じますので、前後の位置関係を正確に理解しておく必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成