重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthen…
重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉に含まれる評価はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 意識状態障害されるのは神経筋接合部の伝達であり意識は保たれます。QMGスコアに意識状態を評価する項目はありません。
- ⑵ 嚥下機能水を飲む課題によって嚥下機能を評価する項目が含まれます。球症状の程度を反映する重要な項目として組み込まれています。
- ⑶ 感覚障害神経筋接合部の障害であり感覚は保たれます。感覚に関する項目はQMGスコアには含まれていません。
- ⑷ 眼球運動側方や上方を注視し続けたときに複視や眼瞼下垂が現れるまでの時間を測る項目が含まれ、眼症状と易疲労性を評価します。
- ⑸ 排尿機能自律神経の障害は生じませんので排尿機能は保たれます。QMGスコアの構成項目にも含まれていません。
解説
正解は⑵と⑷です。QMGスコアは重症筋無力症の重症度を数量的に評価する尺度で、複視が現れるまでの側方注視の時間、眼瞼下垂、顔面筋の筋力、水を飲む嚥下機能、構音、上下肢の挙上を保持できる時間、握力、努力性肺活量などから構成されます。したがって嚥下機能と眼球運動はいずれも含まれます。易疲労性を反映させるために保持時間を測る項目が多い点が、この尺度の大きな特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成