課題と記憶の組合せで正しいのはどれか。
課題と記憶の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 自転車に乗る エピソード記憶自転車に乗る技能は繰り返しによって体で覚える手続き記憶です。エピソード記憶は自分が経験した出来事の記憶ですので、組合せが誤っています。
- ⑵ 海外旅行の思い出を語る 展望記憶旅行の思い出は自分が経験した出来事ですのでエピソード記憶です。展望記憶は、これから行う予定を覚えておいて実行する働きを指します。
- ⑶ 紙や鉛筆を使わず暗算する ワーキングメモリー暗算では、数を一時的に保持しながら同時に計算という操作を行います。保持と処理を同時に担うこの働きがワーキングメモリーですので、組合せが正しくなります。
- ⑷ 教師になったきっかけを説明する 意味記憶教師になったきっかけは自分の経歴という個人的な出来事ですのでエピソード記憶です。意味記憶は一般的な知識や言葉の意味に関する記憶を指します。
- ⑸ 建物の建築方法について説明する 手続き記憶建築方法という一般的な知識は意味記憶にあたります。手続き記憶は言葉では説明しにくい技能の記憶で、説明できる知識とは区別されます。
解説
正解は⑶です。暗算のように、情報を一時的に保持しながら同時にそれを操作する働きをワーキングメモリーといいます。数を覚えておきつつ計算を進める作業がその典型です。自転車に乗るような体で覚えた技能は手続き記憶、過去の出来事の思い出はエピソード記憶、言葉や知識の意味は意味記憶、これから行う予定を覚えておく働きは展望記憶に分類されますので、それぞれの代表的な例と対応させて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成