ソクマル理学療法士

2 歳3 か月の女児。出生時に頭蓋内出血を合併し脳性麻痺と診断された。現在、四肢…

2 歳3 か月の女児。出生時に頭蓋内出血を合併し脳性麻痺と診断された。現在、四肢の筋緊張は低下し、姿勢や動きの中で両下肢の筋緊張が亢進する。両上肢にアテトーゼ様の動きがありADL は全介助である。両上肢で支持して座位が1 分程度は可能である。発達歴は、頸定:10 か月、寝返り:1 歳2 か月、ずり這い:1 歳5 か月。現時点で最も必要な補装具はどれか。

解説

正解は⑷です。本例は2歳3か月で頸定が10か月と発達が遅く、両上肢で支えれば1分程度の座位が可能という段階ですので、まずは安定した座位姿勢を確保して上肢の使用や食事、遊びにつなげる座位保持装置が最も必要です。姿勢が崩れたままでは筋緊張の変動が強まり、側弯や股関節脱臼などの二次障害も進みます。発達段階からみて、移動手段の獲得よりも姿勢の安定を優先すべき時期であると判断できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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