ソクマル理学療法士

50 歳の男性。高所から転落し脳挫傷と診断された。入院直後から他者への配慮を欠く…

50 歳の男性。高所から転落し脳挫傷と診断された。入院直後から他者への配慮を欠く言動が多くみられた。家族によると、受傷前は几帳面で温厚な人物であったが、受傷後は著しく自己中心的で粗暴な言動が増え、このままでは同居は難しいとの訴えがあった。この患者に用いる検査で最も優先度が高いのはどれか。

解説

正解は⑵です。脳挫傷の後に脱抑制がみられ、自己中心的で粗暴な言動が増えている状態は前頭葉の障害による社会的行動障害が疑われますので、前頭葉機能を簡便に評価できるFABの優先度が最も高くなります。FABは概念化、語の流暢性、運動系列、葛藤指示、抑制制御、把握行動の6項目からなり、抑制の低下をとらえるのに適しています。人格の変化を伴う脳挫傷では、記憶や見当識だけを測っても実態を把握できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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