ソクマル理学療法士

84 歳の男性。心疾患の既往はない。転倒して右大腿骨近位部骨折を受傷し、緊急で骨…

84 歳の男性。心疾患の既往はない。転倒して右大腿骨近位部骨折を受傷し、緊急で骨接合術を受けた。翌日離床を目的に理学療法が処方されたが、右下腿の腫脹と圧痛を訴えている。最も優先的に確認すべき血液検査項目はどれか。

解説

正解は⑵です。大腿骨近位部骨折の術後に下腿の腫脹と圧痛がみられる場合は、まず深部静脈血栓症を疑う必要があります。Dダイマーは血栓が溶かされるときに生じる分解産物で、値が低ければ深部静脈血栓症をほぼ否定でき、離床を進めてよいかどうかの判断に直結します。高値であれば下肢静脈超音波検査などで確認し、肺血栓塞栓症を起こす前に対応します。他の項目は心不全や糖尿病、肺の状態を反映する指標で、この場面の緊急性には対応しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-08_09.html)を加工して作成

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