神経性無食欲症で生じやすいのはどれか。
神経性無食欲症で生じやすいのはどれか。
- ⑴ 頻脈エネルギーを節約するため、脈は遅くなって徐脈となります。
- ⑵ 高血圧循環血液量が減って低血圧になります。
- ⑶ 高血糖摂取が足りないため、血糖はむしろ低下します。
- ⑷ 高リン血症低栄養でリンは下がり、再栄養のときにさらに急落します。
- ⑸ 高コレステロール血症脂肪の分解と甲状腺機能の低下により、やせていても高値となることがあります。
解説
正解は⑸です。神経性無食欲症では、飢餓に対して体が脂肪を分解し、さらに甲状腺ホルモンの働きが落ちてコレステロールの代謝も滞るため、やせているのに血清コレステロールが高くなることがあります。一見すると意外な所見ですが、この病気の特徴のひとつです。エネルギーを節約する方向に体が働くので、徐脈と低血圧、低体温が現れ、血糖も下がります。リンは低栄養で下がり、再栄養のときにさらに急落するので注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成