精神遅滞の発症と関連がない疾患はどれか。
精神遅滞の発症と関連がない疾患はどれか。
- ⑴ Klinefelter 症候群Klinefelter症候群では軽度の知的障害を伴うことがあります。
- ⑵ Prader-Willi 症候群Prader-Willi症候群は知的障害と肥満、筋緊張低下を特徴とします。
- ⑶ Turner 症候群Turner症候群でも一部に認知機能の偏りがみられます。
- ⑷ Wallenberg 症候群延髄外側の梗塞による成人の脳血管障害で、精神遅滞とは関係しません。
- ⑸ West 症候群West症候群は乳児期のてんかんで、知的障害を伴うことが多くなります。
解説
正解は⑷です。Wallenberg症候群は延髄の外側が梗塞して起こる病態で、同側の顔面と反対側の体幹・四肢の温痛覚が障害され、嚥下障害やHorner徴候が現れます。成人の脳血管障害であって、精神遅滞とは関係しません。Klinefelter症候群とPrader-Willi症候群、West症候群はいずれも知的障害を伴うことが多く、Turner症候群でも一部に認知機能の偏りがみられます。発症の時期と背景で区別すると見分けやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成