Duchenne 型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
Duchenne 型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。
- ⑴ 知的障害はまれである。知的障害は3割ほどに合併するとされ、まれではありません。
- ⑵ 筋萎縮は遠位筋から始まる。筋萎縮は体幹に近い近位筋から始まります。
- ⑶ 発症初期から関節拘縮が生じやすい。関節拘縮は歩行が難しくなるころから目立ってきます。初期には目立ちません。
- ⑷ 5 歳ごろまでに歩行不能になることが多い。歩行が難しくなるのは10歳前後です。5歳ごろではありません。
- ⑸ 筋力低下が進行すればGowers 徴候がみられる。近位筋の筋力低下によって、床から手で体を押し上げて立つ徴候が現れます。
解説
正解は⑸です。Duchenne型筋ジストロフィーでは体幹に近い近位筋から筋力が落ちるため、床から立ち上がるときに自分の体を手で押し上げて登るようにして立つGowers徴候が現れます。3〜5歳ころに気づかれる特徴的な所見です。知的障害は3割ほどに合併し、まれではありません。筋萎縮は近位筋から始まり、関節拘縮は歩行ができなくなるころから目立ってきます。歩行が難しくなるのは10歳前後で、5歳ごろではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成