脊髄損傷者(完全麻痺)が両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最…
脊髄損傷者(完全麻痺)が両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最も上位の機能残存レベルはどれか。
- ⑴ Th6Th6では下肢の筋が働かず、車椅子が主な移動手段になります。
- ⑵ Th10Th10でも長下肢装具を要し、屋外歩行は実用になりにくくなります。
- ⑶ L2L2では大腿四頭筋が働かず、膝を固定する長下肢装具が必要です。
- ⑷ L4大腿四頭筋が働いて膝を支えられるため、短下肢装具と杖で屋外歩行が可能になります。
- ⑸ S1S1では装具なしでも歩けるため、最も上位という条件に合いません。
解説
正解は⑷です。L4まで機能が残っていれば大腿四頭筋が働くので、膝を伸ばして支えることができ、足関節を固定する短下肢装具と杖があれば屋外を安全に歩けるようになります。L2やTh12までのレベルでは大腿四頭筋が働かないため、膝の固定を含む長下肢装具が必要になり、屋外歩行は実用になりにくくなります。Th6やTh10では車椅子が主な移動手段です。S1では装具なしでも歩けるため、最も上位というこの設問の条件には合いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成