頭痛を感じる痛覚受容器が存在しないのはどれか。
頭痛を感じる痛覚受容器が存在しないのはどれか。
- ⑴ 硬膜硬膜には痛覚受容器があり、頭痛の重要な発生源になります。
- ⑵ 脳動脈脳動脈にも痛覚受容器があり、拡張すると拍動性の頭痛を生じます。
- ⑶ 脳軟膜脳軟膜にも痛覚受容器があります。
- ⑷ 頭蓋骨膜頭蓋骨膜にも痛覚受容器があります。
- ⑸ 大脳皮質大脳皮質そのものには痛覚受容器がなく、直接刺激しても痛みは生じません。
解説
正解は⑸です。大脳皮質そのものには痛覚受容器がないため、脳を直接刺激しても痛みは生じません。覚醒下での脳手術が行えるのはこのためです。頭痛として感じられる痛みは、硬膜、脳を養う動脈、静脈洞、頭蓋骨膜、頭皮の筋や血管、そして脳神経といった痛覚受容器のある構造が刺激されて生じます。脳軟膜にも痛覚受容器があります。頭痛の仕組みを考えるとき、どこが痛みを感じているのかを分けて捉えることが理解の助けになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成