安全対策に関する理論であるHeinrich の法則で正しいのはどれか。
安全対策に関する理論であるHeinrich の法則で正しいのはどれか。
- ⑴ 医療安全に特化した法則である。もともとは労働災害の分析から生まれた法則で、医療に特化したものではありません。
- ⑵ ばらつきの法則と呼ばれている。ばらつきの法則という別名は用いられていません。
- ⑶ 有害事象を5 段階で示している。1対29対300という3つの段階で示される法則です。
- ⑷ 1 つの重大な事故に対して多数の軽微な事故が発生している。1件の重大事故の背後に29件の軽微な事故があるという、1対29対300の法則です。
- ⑸ 重要な20 % が全体の方向性を決定しているという法則である。20%が全体を決めるというのはパレートの法則です。
解説
正解は⑷です。Heinrichの法則は、1件の重大な事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件のヒヤリとした出来事があるという経験則で、1対29対300の法則とも呼ばれます。軽微な出来事の段階で手を打てば重大な事故を防げるという考え方が、インシデント報告の土台になっています。もともとは労働災害の分析から生まれたもので医療に特化したものではなく、5段階の分類でもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成