摂食嚥下障害の病態と手技の組合せで正しいのはどれか。
摂食嚥下障害の病態と手技の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 鼻咽腔の閉鎖不全 ― Shaker(シャキア)法Shaker法は舌骨上筋群を鍛えて喉頭の挙上を助ける方法です。
- ⑵ 梨状窩の食物残留 ― うなずき嚥下うなずき嚥下は喉頭蓋谷の残留に対して用います。
- ⑶ 喉頭蓋谷の食物残留 ― 横向き嚥下横向き嚥下は梨状窩の残留に対して用いる方法です。
- ⑷ 食道入口部の開大不全 ― Mendelsohn 手技喉頭の挙上を保って食道入口部が開く時間を延ばす手技です。
- ⑸ 舌骨上筋群の筋力低下 ― 輪状咽頭筋バルーン拡張法バルーン拡張法は食道入口部の開大不全に用います。
解説
正解は⑷です。Mendelsohn手技は、嚥下のときに持ち上がった喉頭をその位置で数秒保つ方法で、食道入口部が開いている時間を延ばせるため、開大不全による通過の障害に有効です。Shaker法は舌骨上筋群を鍛えて喉頭の挙上を助ける方法、うなずき嚥下は喉頭蓋谷の残留、横向き嚥下は梨状窩の残留に用いる方法です。輪状咽頭筋バルーン拡張法は食道入口部の開大不全に用いるもので、いずれも組合せが入れ替わっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成