健常者に自転車エルゴメータを用いて中等度の運動負荷を20 分間行った。運動開始前…
健常者に自転車エルゴメータを用いて中等度の運動負荷を20 分間行った。運動開始前と比べて低下するのはどれか。
- ⑴ 経皮的動脈血酸素飽和度健常者では換気も血流も保たれるため、酸素飽和度はほとんど変わりません。
- ⑵ 末梢血管抵抗働く筋の血管が広がるため、全身の末梢血管抵抗は下がります。
- ⑶ 収縮期血圧心拍出量が増えるため、収縮期血圧は上がります。
- ⑷ 心拍数運動によって心拍数は増えます。
- ⑸ 体温エネルギーの消費によって熱が生まれ、体温は上がります。
解説
正解は⑵です。運動をすると、働いている筋の血管が広がって多くの血液を受け入れるため、全身の末梢血管抵抗は下がります。これに対して心拍数と心拍出量は増え、収縮期血圧も上がります。エネルギーを使うことで熱が生まれるので体温も上がります。健常者では換気も血流も十分に保たれるため、経皮的動脈血酸素飽和度はほとんど変わりません。運動時の循環の変化を、上がるものと下がるものに分けて覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成