脊髄損傷で異所性化骨の好発部位はどれか。
脊髄損傷で異所性化骨の好発部位はどれか。
- ⑴ 肩関節肩関節に生じることはまれです。
- ⑵ 肘関節肘関節は頭部外傷や熱傷で問題になることはありますが、脊髄損傷では少数です。
- ⑶ 手関節手関節は異所性化骨の好発部位ではありません。
- ⑷ 股関節脊髄損傷では股関節が最も多く、次いで膝関節に生じます。
- ⑸ 足関節足関節に生じることはまれです。
解説
正解は⑷です。脊髄損傷では、麻痺した部位の関節周囲の軟部組織に骨が作られる異所性化骨が起こることがあります。最も多いのは股関節で、次いで膝関節に見られます。損傷高位より下の関節に生じるのが特徴で、発症から1〜4か月ころに、関節周囲の腫れと熱感、可動域の制限として現れます。進むと関節が動かなくなり、座位の保持や移乗が難しくなります。急激な可動域の制限に気づいたら、この合併症を疑って医師へ報告します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-08_09.html)を加工して作成