腎臓について正しいのはどれか。
腎臓について正しいのはどれか。
- ⑴ 腎錐体は皮質にある。腎錐体は髄質にある円錐状の構造です。皮質にあるのは糸球体を含む腎小体です。
- ⑵ 一側の重さは約300 g である。腎臓の重さは一側で120〜150g程度で、300gでは重すぎます。
- ⑶ エリスロポエチンを分泌する。間質の細胞から分泌され、赤血球の産生を促します。
- ⑷ 左腎は右腎より約1.5 cm 下位にある。肝臓に押されて低い位置にあるのは右腎です。左右が逆になっています。
- ⑸ 安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5% である。腎血流は心拍出量のおよそ20〜25%を占めており、5%では少なすぎます。
解説
正解は⑶です。腎臓は尿細管の周囲にある間質の細胞からエリスロポエチンを分泌し、骨髄に働きかけて赤血球の産生を促しています。腎不全ではこの分泌が減るため腎性貧血が起こり、赤血球造血刺激因子製剤による補充が行われます。腎臓が内分泌器官でもあることを押さえておきましょう。腎臓はビタミンDの活性化やレニンの分泌も担っています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成