6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。歩行練習の実施方法で…
6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
- ⑴ 靴型装具を使用する。足関節を支える必要があり、靴型装具では足りません。
- ⑵ 短下肢装具と杖を併用する。外転筋が弱い場合は、杖を併用すると安定します。
- ⑶ 短下肢装具のみを使用する。膝を伸ばす力が残っており、短下肢装具で歩けます。
- ⑷ 長下肢装具と杖を併用する。長下肢装具は、膝を伸ばす力が足りない場合に用います。
- ⑸ 骨盤帯付き長下肢装具と歩行器を併用する。骨盤帯付きの装具は、胸腰髄レベルの麻痺に用います。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では2・3のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑵と⑶で、どちらを選んでも正解になります。第4腰髄まで機能が残っていれば、膝を伸ばす力が保たれるため長下肢装具は要らず、足部を支える短下肢装具で歩けます。股関節を外へ開く力が弱い場合には杖を併用します。杖の要否は評価によって分かれるため、どちらの答えも認められています。残存レベルと必要な支えの対応を、整理して覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成