睡眠・覚醒のパターンを記録する睡眠日誌(睡眠表)の記載が最も有用なのはどれか。
睡眠・覚醒のパターンを記録する睡眠日誌(睡眠表)の記載が最も有用なのはどれか。
- ⑴ 原発性不眠症原発性不眠症の評価には有用ですが、記録が最も生きるのはリズムのずれを示す場合です。
- ⑵ ナルコレプシーナルコレプシーの診断には睡眠ポリグラフ検査と反復睡眠潜時検査が必要になります。
- ⑶ 睡眠相後退症候群睡眠の時間帯が後ろへずれていることを目に見える形で示せます。
- ⑷ レム睡眠行動障害レム睡眠行動障害の診断には睡眠ポリグラフ検査による筋活動の確認が必要です。
- ⑸ 閉塞性睡眠時無呼吸障害閉塞性睡眠時無呼吸障害の診断には睡眠中の呼吸と酸素飽和度の測定が必要です。
解説
正解は⑶です。睡眠相後退症候群は、眠りにつく時刻と目が覚める時刻が全体に遅い方へずれてしまう体内時計の障害です。睡眠日誌に毎日の就床と起床の時刻を記録してもらうと、睡眠の長さは保たれたまま時間帯だけがずれていることが目に見える形で分かり、診断と治療方針の決定に役立ちます。治療では高照度光療法や就床時刻の調整が行われます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成