後頭葉の血流量低下が特徴的なのはどれか。
後頭葉の血流量低下が特徴的なのはどれか。
- ⑴ HIV 認知症HIV認知症では皮質下や白質の変化が主体で、後頭葉に限った所見ではありません。
- ⑵ 血管性認知症血管性認知症では梗塞のある部位に一致して血流が低下します。
- ⑶ 前頭側頭型認知症前頭側頭型認知症では前頭葉と側頭葉前方の血流が低下します。
- ⑷ Lewy 小体型認知症後頭葉の血流低下が特徴的で、幻視の背景と考えられています。
- ⑸ Alzheimer 型認知症Alzheimer型認知症では頭頂側頭葉と後部帯状回の血流が低下します。
解説
正解は⑷です。Lewy小体型認知症では脳血流シンチグラフィで後頭葉の血流低下が目立つことが特徴で、これが具体的な幻視の背景にあると考えられています。Alzheimer型認知症では頭頂側頭葉と後部帯状回、前頭側頭型認知症では前頭葉と側頭葉前方の血流が低下します。画像所見は鑑別の手がかりになります。画像の所見は症状と合わせて読むことで、診断の助けになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成