原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 男性に多い。閉経後のエストロゲン低下が関わるため、女性に多い疾患です。
- ⑵ 海綿骨の減少を伴う。海綿骨が先に減るため、椎体や大腿骨近位部が骨折しやすくなります。
- ⑶ 喫煙は危険因子である。カルシウムの吸収を妨げ骨量を下げるため、危険因子になります。
- ⑷ 低カルシウム血症を伴う。原発性骨粗鬆症では血清カルシウム値は正常に保たれます。
- ⑸ 骨折好発部位は尺骨である。骨折の好発部位は椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部です。
解説
正解は⑵と⑶です。骨粗鬆症では、骨の内部で網目状の構造をつくる海綿骨が先に減るため、海綿骨の多い椎体や大腿骨近位部が骨折しやすくなります。また喫煙はカルシウムの吸収を妨げ、エストロゲンの働きも弱めるため危険因子にあたります。飲酒や痩せ、運動不足も同じく危険因子です。転倒予防と運動、栄養の指導を合わせて行うことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成