アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
- ⑴ つま先立ちは可能である。断裂すると足関節を底屈させる力が失われるため、つま先立ちはできなくなります。
- ⑵ 受傷好発年齢は10 歳代である。好発年齢は30〜50歳代で、10歳代ではありません。
- ⑶ 高齢者では日常活動での受傷が多い。腱の変性により、高齢者では日常の動作でも断裂が起こります。
- ⑷ 術直後から患側の足関節可動域訓練を行う。術直後は再断裂を防ぐため固定し、可動域訓練は段階を踏んで始めます。
- ⑸ ステロイド注射はアキレス腱断裂を予防する。腱へのステロイド注射は腱を弱くするため、断裂の危険因子になります。
解説
正解は⑶です。アキレス腱は加齢とともに弾力を失って切れやすくなるため、高齢者では階段を踏み外す、段差につまずくといった日常の動作でも断裂が起こります。中年のスポーツ時の受傷が代表的ですが、年齢によって受傷の場面が変わる点を押さえておきましょう。断裂すると蹴り出しができず、つま先立ちができなくなります。受傷後はつま先立ちの可否とThompsonテストで確認します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成