記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。
記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 長期記憶 ― 視床長期記憶の形成に関わるのは海馬や側頭葉内側で、視床は記憶の回路の一部にすぎません。
- ⑵ 手続き記憶 ― 扁桃体手続き記憶に関わるのは大脳基底核や小脳で、扁桃体は情動の記憶に関わります。
- ⑶ プライミング ― 小脳プライミングに関わるのは大脳皮質の感覚関連領域で、小脳ではありません。
- ⑷ エピソード記憶 ― 松果体エピソード記憶に関わるのは海馬を含む側頭葉内側で、松果体は関与しません。
- ⑸ ワーキングメモリー ― 前頭葉前頭葉背外側部がワーキングメモリーの中心的な役割を担います。
解説
正解は⑸です。ワーキングメモリーは、情報を一時的に保ちながら同時に操作する働きで、前頭葉の背外側部が中心的な役割を担っています。計算をする、話を聞きながら要点をまとめるといった場面で使われ、ここが障害されると段取りよく行動することが難しくなります。記憶の種類と部位は対応づけて覚えましょう。課題の難しさを調整するときにも、この働きを意識しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成