手関節橈屈に作用する筋はどれか。
手関節橈屈に作用する筋はどれか。
- ⑴ 長掌筋長掌筋は手関節の中央を通るため、橈屈にも尺屈にも偏って働きません。
- ⑵ 短母指屈筋短母指屈筋は母指球にある手内在筋で、手関節を越えていません。
- ⑶ 長母指屈筋手関節の橈側を通って母指へ向かうため、橈屈にも働きます。
- ⑷ 短母指外転筋短母指外転筋も母指球にある手内在筋で、手関節を越えていません。
- ⑸ 長母指外転筋手関節の橈側を通って第1中手骨に付くため、橈屈に働きます。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では3・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑶と⑸で、どちらを選んでも正解になります。手関節の橈屈は、手関節の橈側を越えて走る筋によって起こります。長母指外転筋は橈骨と尺骨の背側から起こって第1中手骨に付き、手関節の橈側を通るため橈屈にも働きます。長母指屈筋も橈側を走って母指に向かうため、同じく橈屈を助けます。手関節の運動は、腱が関節のどちら側を通るかで考えると判断できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成