膝関節半月板について正しいのはどれか。
膝関節半月板について正しいのはどれか。
- ⑴ 内縁は外縁より厚い。半月板は外縁が厚く内縁が薄い楔状で、記述は逆になっています。
- ⑵ 外縁は外側側副靱帯に付着する。外側側副靱帯は外側半月板とは付着しません。内側側副靱帯は内側半月板と結びついています。
- ⑶ 外縁は血行により栄養されている。外縁のおよそ3分の1には血管が入り込み、血行によって栄養されています。
- ⑷ 内側半月板の形状はO 字状である。内側半月板はC字状で、O字状に近いのは外側半月板です。
- ⑸ プロテオグリカン量は関節軟骨より多い。半月板は線維軟骨でコラーゲンが主体であり、プロテオグリカンは関節軟骨のほうが多くなります。
解説
正解は⑶です。半月板は中央側ほど薄く、外側の縁ほど厚い楔状をしています。血管が入り込んでいるのは関節包に近い外縁のおよそ3分の1で、ここに起きた損傷は縫合して治癒が期待できます。一方、血行のない内側部分の損傷は治りにくく、切除が選ばれることがあります。治療方針に関わる知識です。損傷の部位によって治療方針が変わるため、血行の分布は重要な知識です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成