認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。
認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。
- ⑴ 肯定語で指示する。してほしいことを肯定の言葉で伝えるのは、適切な方法です。
- ⑵ 患者のペースに合わせる。本人のペースに合わせることは、適切な進め方です。
- ⑶ 同じ動作を繰り返し実施する。繰り返すことで、動作が身につきやすくなります。
- ⑷ 運動を拒否しても説得して行う。無理に説得すると、不安が強まり拒否が増します。
- ⑸ 日常慣れ親しんだ動作を利用する。慣れ親しんだ動作を使うことは、適切な工夫です。
解説
正解は⑷です。説得して無理に動かそうとすると、不安や混乱が強まって拒否がさらに強くなります。いったん離れて時間をおき、場面を変えて誘い直すほうが進みます。してほしいことを肯定の言葉で伝えること、本人のペースに合わせること、慣れた動作や繰り返しを使うことは、いずれも適切です。無理に進めず、場面を変えて誘い直す工夫が役に立ちます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成